介護士が夢を追える場所に
ー 代表からのごあいさつ
少子高齢化の時代、福祉に本当に必要なことは何かが問われています。「安全・安心」を唱えることはとても簡単です。しかし介護とは、利用者ご本人だけではなく、ご家族のささえ、そこに従事する介護士のやりがいを含めた「全体の幸せ」を考えることが質の高い介護につながると考えています。そのために私たちは、介護士の方々に自分たちの「夢」を持つことを提案しています。抽象的かもしれませんが、介護という社会貢献の場で夢や趣味を語りあうことで、利用者様への共感や必要な物事への見きわめが生まれ、サービスの質の向上にもつながっていきます。高齢者の方だけでなく、障がいを持つ方、小さな子供たちも含めて、一緒に夢を持てる場をつくっていきたいと考えております
これでいいの?介護業界
「3K」と揶揄される介護業界ですが、実際の労働環境だけではなく、本来資格を持った専門業である介護士の社会的地位の低さが、介護士の「質」や「やりがい」の低下をもたらしていることは事実ではないでしょうか。その一方で、ケアの現場における理不尽な状況で介護士のメンタルが傷つけられてしまう状況も少なからず発生しています。ラパンケアではこうした状況を少しでも減らすために、ケアマネージャーと緊密に連携したプランの作成やヒアリング、介護士のやりがいを生み出すための労働環境の工夫といったサポートを積極的に行っています。これは私自身が介護職として長年携わってきた経験から急務と感じてきたことばかりです。